カーライフ

車の知識がない人、小心者は立ち合い車検はやめておいた方がいい理由

新車で買うと3年後、それ以降は2年に1回はやってくる車検整備。ディーラーに出すと何十万もかかったりするので、できるだけ安く済ませたい。ネットで検索したら各種業者が値段の安い車検プランを打ち出している。その中で目に留まった「立ち合い見積もりで納得の車検」をうたっている「車検の〇〇〇」で僕が実際にやってきた車検のことを記事にしましたのでご覧ください。まぁ~後悔しかしなかったです・・・。

【参考費用】にごまかされるな

車種別に基本料金と法定費用が書かれていて一見するとその費用だけで車検が通りそうな気がする。僕も最初はここしか見てなかった。それまではディーラーの整備パックで半年に一度整備をしていたので、なんの問題もないはず。そう思っていた。が!少し下の方に「消耗品・不合格部品及び各種調整作業が発生した場合は別料金となります」とあった。でも半年に一度ディーラーで整備してきたんだ!問題ない!・・・そのはずだった。

受付嬢の口車に乗せられるな

「車検の予約をした〇〇です」と伝えると、にこやかなお姉さんが「どうぞこちらへ」と受付カウンターへ案内してくれた。その後のやり取りは定かではないが、僕は「車検が通ればいいです」といったような気がした。そうするとお姉さんはおもむろに手元にあったパウチされた書類を紙芝居のように私に見せながら、「光軸がずれていると車検が通りません。光軸だけの整備だけでも5000円程度かかります」と言ってきた。「他にもいろいろと不具合があると整備が必要になりますので安心パック」をお勧めしますと言ってきたような気がする。その金額が14000円程度。代行費用が0円だったから、法定費用だけで済むのかと思ったらそうはいかなかった。でも、向こうも商売だ14000円程度でその日のうちに車検が終わるのだ。仕方ない。そう自分を納得させた。ちなみにこの段階で法定費用と車検整備代あわせて約68000円なり。

立ち合い検査場は戦場だと思え

受付嬢に軽いジャブを撃ち込まれて、へなへなとなっていた。そこに検査場からガタイのいい50代ぐらいの整備員が現れた。「〇〇さん、お車の検査の準備が整いましたのでこちらへどうぞ」と、僕を車検整備場に案内された。

受付のある建物を出て角を曲がると、そこにはタイヤを4本外され、リフトアップされた我が愛車の姿があった。そしてその周りには数名の整備士が淡々と整備を行っていた。「お~すげ~ちゃんと整備されているんだ」

ガタイのいい整備員(やくざ風)が口を開いた「〇〇様、お車の整備をさせていただいていまして、何点か気になるところがございまして」

僕「気になるところ?」

整備員(ヤクザ風)「はい。まずはブレーキパッドなんですが、こちらのお車は通常はフロントの方が早いのですが後ろの方が少しヘリが早くなってきておりまして」

僕「替えた方がいいと?」

整備員(ヤクザ風)「そうですね~。車検は通るとは思いますが、保安部品ですから。万が一のことが無いとは言えないませんので」

僕「ブレーキが利かなくなる?」

整備員(ヤクザ風)「いや、こればかりは私どもといたしましても・・・。お客さんのブレーキの踏み具合によりますので」

周囲の整備員の一人と目が合った。ここで断ったら、今付いているのをはずして、限界を超えているようなブレーキパッドに交換されてしまうんじゃないか?そんな気がした。そして事故る。「ほらね」そういう整備員の声が想像できた。ちなみに僕は被害妄想癖がすごい。マイナスの想像力は日本でも指折りだと思う。でも、車検には通るのだ。車検に通るのに部品交換をするのか?思案した。しまくった。でも時間にしては5秒くらい。

僕「じゃあ交換して下さい」

整備員(ヤクザ風)「ありがと~~ございます」

なぜだか周囲の整備員(子分)一同僕に頭を下げた。

整備員(ヤクザ風)はさらに続けた

整備員(ヤクザ風)「こちらの部品なんですが・・・」

もう、僕の耳には何も入ってこなかった。僕が小心者だということがばれた。こいつはすすめたら断らないクソ野郎だ。そう思われたに違ない。何度も書くが僕は極度の被害妄想癖がある。でもたぶんそう外れてはいないと思う。

整備員(ヤクザ風)の言いなりにすべてうなずいた。ふと視線を車にやる。タイヤを外された僕の車が、人質のように見えた。

清算の時に泣きを見る

受付に戻り、清算を待っていた。「〇〇様お待たせしました」と、先の受付嬢の声が一段上がっているように感じた。

受付嬢「〇〇様、本日は車検整備ありがとうございます。先ほど整備員からお話がありました通り、必要な部品交換を・・・」

この辺りから耳に内容が入ってこない。最低料金で車検を通せると思っていたのが、オススメされるがままにうなずいた自分がイヤでしょうがなかった。本当に自分は小心者だ。受付嬢は引き続き今日の整備内容と交換部品の内容をさらに数段高い声で奏でていた。

受付嬢「本日のご精算金額は144800円でございます」

僕「14万・・・」

ハッキリ言ってディーラーの方がましだ。きっと交換部品はわけのわからない外国製だろう。安心安全のために交換したのに、危険不安が付きまとう。これがディーラーなら純正部品を使うはずだから。

明細を車オタク友人に見せてみた

数日後、自分で車の整備をする車オタクの友人に今回の車検整備の明細を見せた。

オタク「やりたい放題されたな」

その一言だった。

オタク友人「今度行くときは付いて行ってやるよ。1万円で」

車検屋にぼられて僕は、今度は車オタクからぼられるのか?

しかし、友人が言うにはかなり車検とは関係ない部品を交換させられてると言っていた。それも部品代、交換代金も高いと。

まとめ

少なくとも今回の車検で分かったことは、小心者&車に疎い人は立ち合い車検はカモにされるということ。

車検整備は事前見積もりをお勧めする。特に車のことに疎い人は、立ち合い見積もりは絶対やめた方がいい。「命を運ぶものですから」とか、「万が一、事故が・・・」が必ず殺し文句として出てくる。

タイヤを外された車を前にして「車検が通るだけの整備でいいです」と言えるならいい。でもこの店はすぐに「光軸調整が・・」と言ってくる。のちにこの車検整備の口コミをみると結構な人が「光軸調整」でパックの整備料金を払わされているようだった。

また小心者もダメ。断れない。そういう人もいいなりになって結果的に高額になる。車検は見積もりを取っていったん家に帰って冷静に考えさせてもらうくらいの時間に余裕を持った方がいい。