お酒

【沢の鶴 丹頂1.5CUP】飲んでみた

酒といえば、何を思い浮かべるか?少なくとも僕は日本酒だ。ビールはビール。酎ハイは酎ハイ。ウイスキーはウイスキー。酒は・・・日本酒。

昭和40年代生まれの僕は、日本酒は田宮二郎、石原裕次郎、渡哲也が飲むものだと思っていた。ま、いずれもCMの影響だけど。

それだけCMの影響を受けてきた若かりし頃(10代後半)のイメージ。酒は渋い大人の男が飲む。そう思っていた。

それが、下の毛も生えそろわぬうちから親の目を盗んで酒(アルコール)を飲むようになり・・・

沢の鶴丹頂1.5CUP

正直、初めて酒(アルコール)を口にしたのは高校1年の時、友達の家の空き家に集まって瓶ビールを数本。確か4~5人で飲んだ。飲んだ銘柄はキリンラガーだったと思う。

今でも覚えているのは酔っぱらって頭がフンワリ、気持ちがフンワリ、テンション高めで国道163号線を立ちこぎしながら、当時の仲良かった友達に「またやろうぜ~」なんてイッパシの言葉を口にして、大人になったと錯覚したのをよく覚えている。(もう時効だよね?)

でも、そのメンバーで酒を飲むことは最初で最後だった。なぜなら、しばらくして僕が高校を中退したので。

飲んだ感想

日本酒を口したのは、それから10年以上たってから。僕は日本酒の燗酒の匂いが苦手だった。きっと日本酒が苦手な人はあの「匂い」が原因だったりするのではないだろうか?

僕はそうだった。だからいつも日本酒を敬遠していたのだけど、ある時会社の先輩に「冷やを飲んだらどうだ?」と勧められた。

「冷や」=「冷やした日本酒」。冷たい日本酒にはそういう匂いがないという。だまされたつもりで冷たい日本酒を頼んだ。

日本酒を飲んだことがない僕でも知っていた「越乃寒梅」。それをグラスで。確か当時1杯800円だったと思う。

口にした時に衝撃が走った。まったく匂いがしなかった。水みたいに飲めたのだ。それから僕は酒、日本酒に開眼した。

好き嫌いを治すには美味いものを口にする。これに限る。今まで嫌いだったものが、一気に大好きになる。

熱燗の匂いを嗅ぐと、気持ちが悪くなった自分は、冷や酒を飲むことで一気に日本酒好きになった。あの熱燗の匂いを気持ち悪くなるどころか、日本酒を飲みたくなる気持ちにさせる香りに変わったのだ。

沢の鶴丹頂1.5CUP。今は常温で飲むことが多い。もちろん。おいしい。でも僕は日本マイスターではないので詳しくは伝えられない。

でも、一口、また一口と飲むたびにタイムスリップして、あの時冷や酒を飲んだあの店と、あのメンバーを思い出す。目を閉じたら店の喧騒も耳に聞こえてきそうだ。

あの頃に少しの間でも戻してくれるのは美味しいお酒だ。僕はそう思っている。